戻る
かくれ脱水研究協力依頼説明会
 平成27年3月19日、神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科教授の谷口先生が高齢者センターに お越しになり、丁度理事会が開かれていて3役およびクラブ会長約40名が集まっていた席で、説明されました。
説明に使われた資料でその内容を紹介します。
地域在住自立生活高齢者を対象とした
「かくれ脱水(だっすい)チェックシート」
の検証と経口補水液OS-1の予防効果の検討
谷口 英喜
神奈川県立福祉大学保健福祉学部栄養学科 教授
(神奈川県立がんセンター麻酔科医師)
    
@
かくれ脱水とは・・・・・
脱水症になりかかっているのに、本人や周囲が
それに気がつかない状態を呼びます。
高齢者に多くみられる(2割程度)
かくれ脱水を放置しておくと・・・・・
脱水症となり、多くの病気につながる
いわゆる”未病”に分類される
         
A

これまでのかくれ脱水の研究
・2013年は
神奈川県内の
高齢者介護施設

11施設の入所者様

391名の皆様にご協力
・2014年は
神奈川県内の
高齢者介護施設

2施設通所者様

71名の皆様にご協力  

B
今回の研究をお願いする経緯
施設入所者様 施設通所者様 ご家庭で暮らす皆様
特別な環境普通の環境
C
お願いしたいこと
1.かくれ脱水の実態調査
2.かくれ脱水チェックシートの有用性
3.かくれ脱水の方のOS1を摂取してもらった場合の有効性
D
 かくれ脱水チェックシート
かくれ脱水
チェック
ステップ1
・皮膚がカサつく
・乾燥
・口の中がねばつく
・唾が少ない
最近 こんな変化がありませんか?
・便秘になった
・ひどくなった
・手の甲をつかむと
3秒以上跡が残る
・足のすねがむくむ
・靴下ゴムの跡
10分以上残る
E
お願いしたいこと
1.かくれ脱水の実態調査
  採血;浸透圧、その他、合計 10ml
2.かくれ脱水チェックシートの有用性
  身体計測、診察、既往歴の調査
  健康調査を全般的に
3.かくれ脱水の方にOS1を摂取してもらった場合の有効性
  かくれ脱水の方のみ、OS11を5日間摂取してもらい、
  その後、再び1,2
F
調査にご協力いただきたい皆様
・65歳
・本研究の内容を十分に理解頂いた方
・ご本人より書面にて同意を得られた方
・以下の項目のいずれにもあてはまらない方
 食事制限や水分制限の指導を受けている方
 塩分制限の指導を受けている方

320名分の調査
(できれば男女同数)
G
私どもの調査希望期間
1回目  4月下旬〜5月上旬
2回目  7月下旬〜8月上旬
    詳細はこちら
H
調査させていただく内容
・氏名、住所、電話番号、年齢、性別、生年月日、
 身長、体重、バイタルサイン(体温、血圧、脈拍)、
 内服薬、OS-1摂取量
I
血液検査で調べる項目
・赤血球、白血球、血小板、ヘモグロビン、ヘマトクリット、
 アルブミン、総コレステロール、中性脂肪、
 血中尿素窒素(BUN)、クレアチニン、Na、K、Cl、
 Mg、血清浸透圧
J
かくれ脱水に該当した方へは
・予想は10名にお一人くらい
・OS1を500−1000ml 5日間飲んでいただきます
・ご家庭に郵送させていただきます
・お電話にて、到着の確認
・お電話にて、説明書をみながら、飲み方の指導
・その他のご相談をさせていただきます
・次の調査の日時を確認させていただきます
K
 OA-1(オーエスワン)とは
        
L
参加された方へのお礼
・全ての参加者の方へ、協力謝礼としてクオカード500円分
 をお渡しいたします
・全ての参加者の方へ、諸検査の結果をお手紙(郵送)にて
 説明させていただきます
・ご希望の方には、あらためて日時を設定して、医師が説明
 させていただきます
・ご希望の方には、あらためて日時を設定して、医師が説明
 申し上げます
M
守秘義務に関して
・この調査研究から得られた結果は、学会や医学専門雑誌などに
 発表されることがありますが、個人情報を守ることには十分
 注意を払いますので参加者様の個人情報が外部に漏れることは
 ありません。個人情報の保護に関する主旨を十分に理解し、
 これを遵守いたします。また、研究中に知り得た個人情報を
 正当な事由なく第三者に漏らすことはいたしません。
N
今回の調査結果から;社会貢献
・かくれ脱水の存在を国民の皆様に知っていただける
・かくれ脱水を採血しないでチェックできる
・ご家庭でチェックできることで、はやめにかくれ脱水を
 発見できる
・かくれ脱水の方はOS1を飲むことで、脱水症になることを
 予防できる
・ご高齢者の皆様の疾病予防や、自立支援に役立てることが
 できる。
          
戻る