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オープンカレッジ
  自然講座
侍従川の自然 講師 山田 陽治先生

平成26年7月22日 参加者:17名

 7月8日横浜市金沢区を流れる侍従川中流へ観察に行ってきました。
本日は、教室において、観察の後の説明を受けました。
侍従川は都市河川の中で、浄化が進んでいることで着目されています。
上流から下流、そして河口、海に至るまで順を追っての説明でした。
スライドを使って映し出し説明された生き物を以下列挙します。
講師
上流域の生き物
ゲンジボタル

ヤマアカガエル
上流域には豊かな自然があります。「朝比奈の森」、「釜利谷の森」
森は自然のダムです。他の川が枯れてても侍従川は枯れませんでした。
(トンボの仲間)アサヒナカワトンボ(朝比奈さんが発見)、
 コシボソトンボ、オニヤンマ、ヤマネサナエトンボ、
  ダビドサナエトンボ、(Davidさんが発見)
  ヤマトクロスジトンボ      =トンボを観察すると環境が判ります。=
ゲンジボタル、  =ヘイケボタルは、この川では少ない=
サワガニ =地域によって色が異なる。赤、黒あり、
            三浦半島のものは青。海へは行かない=
ホトケドジョウ =絶滅危惧種です=、 ヤマアカガエル 
中流域の生き物
カワセミ

ハグロトンボ
(植物) マコモ =この根には生き物が多い=、 ジュズダマ
     =8月までは、草を刈ってはいけないという法律があります=
(鳥 ) カルガモ =くちばしの色オレンジ=、 カワセミ
ミシシッピアカネガメ =外来種=
(トンボの仲間)ウシボソヤンマ ホシボソヤンマ
        ハグロトンボ =絶滅していたが10年前発見=
(蛇の仲間) アオダイショウ、ヒバカリ=小さい蛇、噛まれても1日ばかり=
(メダカの仲間)メダカ=都市河川再生のシンボル。田んぼと共に進化、
   水温26℃でもOK=   (分類すると)キタメダカ、ミナミメダカなど
マルタウグイ=海と川を行き来する=、
アユ=20年前生息確認 匂いがする、スイカの匂い:水がきれい、きゅうりの匂い:汚れている
うなぎ、 ウキゴリ、チチブ、スミウキゴリ
モクズガニ=ヤマタロウとも呼ばれる=        
トンボ池(川と池を行き来する)の生き物
(植物)フキノトウ=これが生えていると→= ヒキガエル、サギ、モクズガニ
(トンボの仲間)シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、アカトンボ 
 ショウジョウガラトンボ、 ヤブセンマ、 マルタンセンマ   
下流域の生き物  潮が引くと干潟が現れる所
イソギンチャク

アシを植えました

マメコブシガニ

あしぶね
イソギンチャク、マキガイ、アサリ
ヒラテ毛長がエビ、マメコブシガニ、アシハラガニ
地中海ミドリガニ、アカテガニ、ボラ 
コトヒキ、 イワハゼ、 マハゼ、 ウロハゼ
イリンゴ=ハゼの仲間= 
(鳥) アオサギ、 コサギ、 ダイサキ、 カワウオ
=冬になると飛来=カモ、ミドリガモ、タンスイガモ=潜れない=、ウミガモ=潜れる=
(植物) マコモ
  アシ =人工的に植えました。海水でも成長し、水を浄化する= 
  あしぶね =アシを編んで作った舟・七福神恵比寿様が乗ったもの= 
河口域と海の生き物
(植物)アマモ='水のゆりかご'と呼ばれ、繁っているので水質が良くなった証拠=
アオリイカ=戻って来た= アオタナゴ、 ナマコ、 スズキ
のり、  わかめ、 こんぶ   =豊かな海の証拠=     
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