ご紹介いただきました逗子市消防本部次長の金井です。 本日お元気でこの日をお迎えになられました皆様に対し、心から敬意を表する次第でございます。 最近になってようやく朝晩は涼しくなりましたが、日中はまだまだ残暑が厳しく、30度を超える日 が続いております。そこで今日は熱中症について、少しお話をさせていただきます。 熱中症とは、熱失神、熱疲労、熱けいれんなど暑い環境の時に起こる病気をひっくるめて熱中症と 言っています。体温の上昇、めまい、体がだるい、ひどい時にはけいれんや意識の異常などを起こす 病気です。 日射病とは違い、家の中でじっとしていても室温や気温が高いために、熱中症になることがあります。 では、熱中症を防ぐにはどうしたら良いかということですが、 @暑いときは外出を控えてください。どうしても外出しなければならないときは日傘で直射日光を 避ける、日陰を見つけて歩くようにしてください。 また、服装は熱を吸収する黒色は避けましょう。 A家にいるときはエアコン・クーラーを適切に使い、室温が28度を超えないようにしましょう。 B何よりも大切なのは水分補給です。 のどが渇いたと感じたら必ず水分補給を、のどが乾かなくてもこまめに水分を取るようにして ください。 熱中症防止はもちろん、何よりも健康であるために、人間の体には水が一番必要です。 是非とも「こまめな水分補給」を習慣づけていただき、健康には十二分に気を付けられ、いつまでも お元気で心豊かな人生を過ごされますようお祈り申し上げ、お祝いのごあいさつとさせていただきます。 本日はおめでとうございます。 2012年(平成24年)9月14日 逗子市消防本部 次長 金 井 忠